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外国人がクレジットカードを作る方法と審査のコツ

ブイ レ クアンブイ レ クアン公開日:2026年3月2日
外国人がクレジットカードを作る方法と審査のコツ

日本で外国人がクレジットカードを作る方法を徹底解説。在留カードなどの必要書類、楽天カード・エポスカードなど審査に通りやすいおすすめカード、審査に通るための7つのコツ、審査で見られるポイントまで完全網羅。デポジット型カードや審査に落ちた場合の対処法も紹介します。

外国人がクレジットカードを作る方法と審査のコツ

日本で生活する外国人にとって、クレジットカードは日常生活を便利にする欠かせないアイテムです。オンラインショッピング、公共料金の支払い、ポイント還元など、クレジットカードがあれば生活の質が大きく向上します。しかし、外国人がクレジットカードを作るには、日本人とは異なる審査基準や必要書類があり、ハードルが高いと感じる方も多いでしょう。この記事では、外国人向けの銀行口座開設ガイドと合わせて、クレジットカードの申込方法から審査に通るコツまで徹底解説します。

外国人がクレジットカードを作るための基本条件

日本でクレジットカードを申し込むには、いくつかの基本条件を満たす必要があります。外国人の場合、在留資格に関連した追加条件もあるため、事前の確認が重要です。

外国人がクレジットカードを申し込むための基本条件は以下の通りです:

  • 在留カードを所持していること(3ヶ月以上の在留資格)
  • 日本国内の銀行口座を持っていること
  • 18歳以上であること(高校生を除く)
  • 安定した収入があること(本人または配偶者)
  • 携帯電話または固定電話の番号があること

特に重要なのは在留カードです。観光ビザ(短期滞在)では申し込みができないため、就労ビザ、留学ビザ、配偶者ビザなどの中長期在留資格が必要です。また、在留期間が長いほど審査に有利になる傾向があり、一般的に6ヶ月以上の日本在住歴が推奨されています。

銀行口座をまだお持ちでない方は、まず日本の銀行口座・金融サービス完全ガイドを参考に口座を開設しましょう。

クレジットカード申込の手順と必要書類

実際の申込手順を理解しておくことで、スムーズにカードを取得できます。以下に具体的なステップを説明します。

必要書類を準備する

申込前に、以下の書類を用意しましょう:

  1. 在留カード(有効期限内のもの)
  2. パスポート
  3. 日本国内の銀行口座情報(通帳またはキャッシュカード)
  4. 収入証明書(源泉徴収票、給与明細など)
  5. 住民票(必要な場合)
  6. 携帯電話番号(本人確認用)

申込方法を選ぶ

クレジットカードの申込方法には主に3つあります:

申込方法メリットデメリットおすすめ度
オンライン申込24時間対応、最短即日審査日本語入力が必要★★★★★
店頭申込スタッフに相談できる営業時間内のみ★★★★☆
郵送申込じっくり記入できる時間がかかる★★★☆☆

多くのカード会社ではオンライン申込が主流となっており、PayPayカードは最短5分で審査完了エポスカードは即日発行に対応しているため、急ぎの方にはこれらがおすすめです。

申込フォームの記入ポイント

申込フォームでは正確な情報を入力することが最も重要です。特に以下の点に注意してください:

  • 氏名はカタカナ表記で正確に記入する
  • 住所は在留カードと一致させる
  • 年収は税込金額を記入する
  • 勤務先情報は正確に(在籍確認の電話がある場合も)
  • キャッシング枠は0円にすると審査が通りやすくなる

外国人が審査に通りやすいおすすめクレジットカード

すべてのクレジットカードが同じ審査基準ではありません。外国人でも比較的審査に通りやすいカードを選ぶことが、成功への近道です。

以下は外国人におすすめのクレジットカードを比較した表です:

カード名年会費還元率審査難易度特徴
楽天カード永年無料1.0%★☆☆☆☆外国人の審査通過率が高い。楽天市場でポイント3倍
エポスカード永年無料0.5%★★☆☆☆即日発行対応。海外旅行保険が自動付帯
PayPayカード永年無料1.0%★★☆☆☆最短5分で審査完了。PayPay連携でお得
イオンカード永年無料0.5%★★☆☆☆イオン系列店でポイント2倍。毎月20日・30日は5%OFF
Nexus Card実質無料0.5%★☆☆☆☆デポジット型で審査ハードル低い。多言語サポート

最もおすすめなのは楽天カードです。年会費永年無料で還元率1.0%、外国人の間でも審査通過率が高いことで知られています。楽天市場でのお買い物でポイントが3倍になるほか、海外旅行保険も付帯しています。

審査に不安がある方にはNexus Cardがおすすめです。デポジット(保証金)を預けるタイプのカードで、カード会社のリスクが低いため審査基準が緩く設定されています。クレジットヒストリーがない外国人でも作りやすいのが大きなメリットです。

審査に通るための7つのコツ

外国人がクレジットカードの審査に通るためには、いくつかの戦略的なアプローチが効果的です。日本での仕事探しで安定した収入を得ることも重要なポイントです。

コツ1:流通系カードから始める

カードには銀行系(三井住友など)、信販系(JCBなど)、流通系(楽天、イオンなど)の3種類があります。流通系カードは「18歳以上で電話連絡が取れる方」を条件としていることが多く、審査基準が比較的緩やかです。まずは流通系カードで実績を作りましょう。

コツ2:一般カードから申し込む

いきなりゴールドカードやプラチナカードに申し込むのではなく、一般カード(スタンダード)から始めるのが鉄則です。一般カードでクレジットヒストリーを積み上げてから、上位カードへのアップグレードを目指しましょう。

コツ3:キャッシング枠を0円にする

申込時にキャッシング枠を0円に設定すると、カード会社のリスクが下がるため審査に通りやすくなります。キャッシング機能が必要な場合は、カード取得後に増枠申請をしましょう。

コツ4:在留期間を確認する

在留カードの有効期限が残り少ない場合、審査に不利になることがあります。在留期間の更新後に申し込むことで、長期滞在の意思を示すことができます。

コツ5:正確な情報を記入する

虚偽の情報や不正確な情報は審査落ちの原因になります。特に年収、勤務先、住所は正確に記入し、在留カードの情報と一致させてください。

コツ6:複数のカードに同時申込しない

短期間に複数のカードを申し込むと「多重申込」とみなされ、審査に悪影響を与えます。一度に申し込むのは1〜2枚までにとどめましょう。また、審査に落ちた場合は最低6ヶ月間は再申込を控えることが推奨されます。

コツ7:クレジットヒストリーを構築する

日本でのクレジットヒストリーがないと審査に不利になります。まずは携帯電話の分割払いや公共料金の口座引落しなどで支払い実績を作ることが効果的です。

クレジットカードの審査で見られるポイント

カード会社が審査で重視するポイントを理解しておくことで、より効果的な対策が取れます。

主な審査項目とその重要度は以下の通りです:

審査項目重要度詳細
在留資格・在留期間★★★★★長期在留資格ほど有利。永住者は最も有利
年収・収入の安定性★★★★★月収25万円以上が目安。正社員は有利
勤続年数★★★★☆1年以上の勤務実績が望ましい
居住年数★★★★☆同一住所に長く住んでいるほど有利
他社借入状況★★★☆☆借入が少ないほど有利
クレジットヒストリー★★★☆☆日本での支払い実績があると有利

永住権を持っている方は審査において最も有利な立場にあります。永住者は在留期限の心配がないため、カード会社も安心して発行できるからです。

審査に落ちた場合の対処法

万が一審査に落ちてしまった場合でも、諦める必要はありません。以下の対処法を試してみてください。

すぐにできること:

  • デポジット型カード(Nexus Cardなど)に申し込む
  • デビットカードを利用する(審査なしで作れる)
  • プリペイドカード(Kyash、LINE Payなど)を活用する

6ヶ月後に再挑戦する際のポイント:

  • 前回と異なるカード会社に申し込む
  • 収入が増えていれば有利
  • 在留期間が更新されていれば記載する
  • キャッシング枠を0円に設定する

デビットカードは銀行口座と紐づいており、利用額が即座に引き落とされるため審査が不要です。クレジットカードが作れるまでの代替手段として非常に便利です。詳しくは銀行口座ガイドをご参照ください。

クレジットカードを安全に使うためのポイント

カードを取得した後も、安全に利用するための知識は重要です。特に日本の税金制度とも関連する確定申告時のカード利用明細の管理は覚えておきましょう。

セキュリティ対策:

  • 利用明細は毎月確認し、不正利用がないかチェックする
  • 暗証番号は推測されにくいものに設定する
  • フィッシングメールに注意し、カード会社を装った偽メールに引っかからないようにする
  • 紛失・盗難時は即座にカード会社に連絡し、カードを停止する

賢い使い方:

  • ポイント還元率が高い支払いを優先的にカード払いにする
  • 公共料金や携帯電話料金をカード払いにしてポイントを効率よく貯める
  • リボ払いは避ける(手数料が高くなるため)
  • 支払い期日を忘れないようにアプリの通知設定を活用する

まとめ:外国人でもクレジットカードは作れる

外国人が日本でクレジットカードを作ることは決して不可能ではありません。適切なカードを選び、必要な書類を揃え、審査のコツを押さえれば、多くの方がカードを取得できます。

成功のポイントをまとめると:

  1. まずは楽天カードやエポスカードなど審査が比較的緩いカードから始める
  2. 在留カード・銀行口座・収入証明書を事前に準備する
  3. キャッシング枠0円で申し込み、審査通過率を上げる
  4. 流通系カード→一般カードからスタートし、実績を積む
  5. 審査に落ちてもデビットカードやプリペイドカードで代替できる

クレジットカードは日本での生活をより便利にしてくれるツールです。この記事を参考に、ぜひ自分に合ったカードを見つけてください。日本での生活全般については日本の文化・マナーガイドも参考になります。

参考リンク:

ブイ レ クアン
ブイ レ クアン

ベトナム出身、来日16年以上。名古屋大学卒業後、日本企業・外資系企業で11年の実務経験。外国人の日本生活情報を発信。

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