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日本の銀行口座・金融サービス完全ガイド

日本の主要銀行の比較とおすすめ

ブイ レ クアンブイ レ クアン公開日:2026年3月2日
日本の主要銀行の比較とおすすめ

日本で生活する外国人向けに主要銀行を徹底比較。三菱UFJ・三井住友・みずほなどのメガバンクからSBI新生銀行・楽天銀行などのネット銀行まで、手数料・英語対応・ATM利便性を詳しく解説。目的別おすすめ銀行ランキングも掲載。

日本の主要銀行の比較とおすすめ|外国人向け完全ガイド

日本で生活する外国人にとって、銀行口座の開設は生活の基盤となる重要なステップです。しかし、日本には数多くの銀行があり、それぞれサービス内容や手数料、英語対応の度合いが異なるため、どの銀行を選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。

この記事では、外国人が日本で利用できる主要銀行を徹底比較し、あなたのライフスタイルに合った最適な銀行選びをサポートします。口座開設の手順については日本での銀行口座開設ステップガイドも参考にしてください。

外国人が銀行を選ぶ際の重要なポイント

日本で銀行を選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です。

英語対応の充実度は最も重要な判断基準の一つです。オンラインバンキングが英語で利用できるか、窓口での英語サポートがあるかを確認しましょう。日本語に自信がない場合は、英語対応が充実している銀行を優先的に検討することをおすすめします。

ATMの利便性と手数料も見逃せません。コンビニATMが利用できるか、時間外手数料がどの程度かかるかは、日常的な出費に直結します。特に都市部以外に住んでいる場合は、ATMネットワークの広さが重要になります。

海外送金サービスは、母国への送金が必要な方にとって必須の機能です。銀行によって送金手数料やレートが大きく異なるため、頻繁に海外送金を行う場合は特に注意が必要です。詳しくは海外送金の方法比較をご覧ください。

口座維持手数料にも注意しましょう。多くの日本の銀行では口座維持手数料は無料ですが、一部の銀行では条件を満たさない場合に手数料が発生することがあります。

メガバンク3行の比較(三菱UFJ・三井住友・みずほ)

日本の三大メガバンクは全国に広大な支店・ATMネットワークを持ち、安定したサービスを提供しています。

三菱UFJ銀行(MUFG)は日本最大の銀行で、国内約750の支店と約7,000台のATMを展開しています。英語・中国語でのサポートを提供しており、多言語対応の案内資料も用意されています。三菱UFJ銀行公式サイトでは英語での情報提供もあります。法人取引やグローバルな金融サービスに強みがあり、大企業で働く外国人にとって使いやすい銀行です。

三井住友銀行(SMBC)は三菱UFJに次ぐ規模を誇り、全国約430の支店を持っています。SMBCダイレクト(オンラインバンキング)は比較的使いやすいインターフェースが特徴です。自社ATMでの引き出しは無料ですが、提携金融機関のATMでは110〜330円の手数料がかかります。

みずほ銀行は全国約460の支店を展開し、みずほダイレクトアプリを通じたオンラインバンキングサービスを提供しています。外国人向けの専用サービスは限定的ですが、大都市の主要支店では英語対応が可能な場合があります。

項目三菱UFJ銀行三井住友銀行みずほ銀行
支店数約750約430約460
英語対応○(多言語サポートあり)△(一部対応)△(一部対応)
ATM手数料(自社)無料(平日8:45-21:00)無料無料(平日8:45-18:00)
ATM手数料(コンビニ)110〜330円110〜330円110〜330円
海外送金対応(手数料高め)対応(手数料高め)対応(手数料高め)
オンラインバンキングありありあり
口座維持手数料無料無料無料

メガバンクは信頼性と支店ネットワークの広さが強みですが、英語対応や手数料面では必ずしも外国人にとって最適とは言えません。日本の金融サービス全般についてもっと知りたい方は関連記事をご覧ください。

ゆうちょ銀行(Japan Post Bank)の特徴

ゆうちょ銀行は外国人にとって最もアクセスしやすい銀行の一つです。全国約24,000の郵便局にATMが設置されており、日本で最大のATMネットワークを誇ります。

最大のメリットは、90日以上のビザを持っていれば、日本に6ヶ月住んでいなくても口座を開設できる点です。多くの銀行が6ヶ月以上の居住を条件としている中、ゆうちょ銀行は来日直後の外国人の強い味方になります。

ゆうちょ銀行のATMは郵便局の営業時間に準じており、多くの場所で土日も利用可能です。また、ゆうちょ銀行のATMでの引き出しは基本的に無料なので、手数料を気にする必要がありません。

ただし、オンラインバンキング(ゆうちょダイレクト)は日本語のみの対応となっており、英語インターフェースがない点は注意が必要です。また、海外送金サービスはありますが、手数料が比較的高いため、頻繁に海外送金を行う場合は他の送金方法を検討した方がよいでしょう。

SBI新生銀行・ソニー銀行などの英語対応銀行

英語対応を重視する外国人に特におすすめなのが、SBI新生銀行とソニー銀行です。

SBI新生銀行は外国人に最も人気のある銀行の一つです。最大の魅力は、オンラインで口座開設手続きが完了し、ネットバンキングが全て英語対応している点です。SBI新生銀行の公式英語ページからスムーズに手続きを進めることができます。

スタンダード会員の場合、月5回まで無料でATM引き出しが可能で、6回目以降は1回110円の手数料がかかります。セブンイレブンやローソンなどのコンビニATMが利用できるため、全国どこでも便利に現金を引き出せます。

ソニー銀行は完全オンラインの銀行で、12通貨に対応したマルチカレンシーサービスが特徴です。外貨預金や外貨建てデビットカードが利用でき、海外との金融取引が多い方に最適です。ただし、2025年6月30日以降、英語でのオンライン口座開設フローが停止されたため、現在は日本語のアプリからの口座開設が必要です。

SMBC Trust Bank PRESTIAは、最大17通貨のマルチカレンシー対応で、外資系企業で働く外国人や海外との取引が多い方に適しています。ただし、月額2,200円の口座維持手数料がかかります(平均残高50万円以上で免除)。Tokyo Cheapoのガイドでも詳しい比較情報が紹介されています。

項目SBI新生銀行ソニー銀行PRESTIA
英語対応◎(完全対応)○(オンライン対応)◎(完全対応)
口座開設方法オンラインオンライン店舗・オンライン
ATM無料回数月5回月4回条件付き無制限
口座維持手数料無料無料月2,200円(条件で免除)
マルチカレンシー非対応12通貨17通貨
海外送金手数料2,000円〜無料〜3,000円4,000円〜

ネット銀行の比較(楽天銀行・PayPay銀行・住信SBI)

ネット銀行は実店舗を持たないため、各種手数料が低く抑えられている点が大きなメリットです。

楽天銀行は日本最大級のネット銀行で、楽天ポイントとの連携が特徴です。楽天カードや楽天市場を利用する方にとっては、ポイント還元率が高くなるため特にお得です。デビットカードも発行可能で、日常の支払いに便利に使えます。アプリの操作性も良好ですが、英語対応は限定的です。

PayPay銀行は、PayPayアプリとの連携が強みです。日本で広く普及しているキャッシュレス決済サービスのPayPayと口座を連携することで、チャージの手間が省けます。ただし、英語対応はほぼありません。

住信SBIネット銀行は、SBI証券との連携が充実しており、投資に興味がある方に向いています。ATM手数料は月2〜15回まで無料(ランクによる)で、振込手数料も月1〜15回まで無料です。

項目楽天銀行PayPay銀行住信SBIネット銀行
英語対応△(限定的)×(なし)△(限定的)
ATM無料回数/月最大7回月3回月2〜15回
振込手数料(他行)145円145円月1〜15回無料
デビットカードありありあり
ポイント特典楽天ポイントPayPayポイントなし
特徴楽天経済圏連携PayPay連携投資連携

ネット銀行はスマートフォンでの操作が基本となるため、日本の携帯電話・インターネットの契約が先に必要です。

セブン銀行・イオン銀行など流通系銀行

セブン銀行は、全国約27,000台のセブンイレブン内ATMネットワークが最大の強みです。外国人向けには、在留カードと対応ビザがあれば比較的簡単に口座開設が可能です。ATMは英語をはじめ多言語に対応しており、海外発行のカードでの引き出しにも対応しています。平日のATM手数料は110円、週末は最大330円です。セブン銀行公式サイトでは英語での情報提供もあります。

イオン銀行は、全国のイオンモール・ミニストップ内にATMを設置しています。イオンカードとの連携でポイント還元が受けられるほか、イオン銀行ATMでの引き出しは24時間365日無料です。郊外に住む外国人にとっては、イオンモールでの買い物と合わせて利用しやすい銀行です。

目的別おすすめ銀行ランキング

外国人の状況やニーズに合わせて、最適な銀行は異なります。以下の目的別おすすめを参考にしてください。

来日直後(6ヶ月以内)の方

  1. ゆうちょ銀行 — 6ヶ月未満でも口座開設可能
  2. セブン銀行 — 簡単な手続きで開設可能
  3. SBI新生銀行 — 就労ビザがあれば開設可能な場合あり

英語で全てを完結したい方

  1. SBI新生銀行 — 完全英語対応のオンラインバンキング
  2. SMBC Trust Bank PRESTIA — 英語での窓口・電話サポート充実
  3. ソニー銀行 — オンラインで英語対応(口座開設は日本語必要)

手数料を最小限に抑えたい方

  1. 住信SBIネット銀行 — ATM・振込手数料の無料回数が多い
  2. ゆうちょ銀行 — 自社ATM引き出し無料
  3. SBI新生銀行 — 月5回まで無料ATM引き出し

海外送金を頻繁に行う方

  1. ソニー銀行 — 12通貨対応、比較的低い送金手数料
  2. SMBC Trust Bank PRESTIA — 17通貨のマルチカレンシー対応
  3. Wiseなどの送金専門サービスも検討

クレジットカードの選び方も合わせて確認すると、より効率的な資金管理が可能になります。

銀行口座開設に必要な書類と条件

外国人が日本で銀行口座を開設するには、一般的に以下の書類が必要です。

基本的に必要なもの:

  • 在留カード(住所記載のもの)
  • パスポート
  • 印鑑(銀行によってはサインでも可)
  • 日本国内の住所を証明するもの
  • 電話番号(携帯電話番号)

重要な注意点として、多くの銀行は日本に6ヶ月以上居住していることを口座開設の条件としています。ただし、会社に雇用されている場合はこの条件が免除されることがあるため、雇用証明書を持参することをおすすめします。口座開設の詳しい手順は口座開設ステップガイドで解説しています。

また、日本のビザ・在留資格の種類によっても開設できる銀行や条件が異なります。短期滞在ビザでは基本的に銀行口座を開設できませんので注意してください。

複数の銀行口座を使い分ける戦略

日本で長期的に生活する外国人には、複数の銀行口座を目的別に使い分けることをおすすめします。

メイン口座(給与受取用)には、メガバンクかゆうちょ銀行を選びましょう。給与振込先として安定性があり、ATMネットワークも広いため日常の入出金に便利です。

サブ口座(貯蓄・海外送金用)には、SBI新生銀行やソニー銀行を活用すると、英語での管理が容易で海外送金もスムーズに行えます。

キャッシュレス決済用には、楽天銀行やPayPay銀行を連携させることで、ポイント還元を最大化しつつ日常の支払いを効率化できます。

日本でのATM利用方法や手数料節約のコツも押さえておくと、無駄な出費を減らすことができます。

まとめ

日本の主要銀行にはそれぞれ特徴があり、外国人のライフスタイルや目的によって最適な選択肢は異なります。来日直後はゆうちょ銀行、英語対応重視ならSBI新生銀行、手数料を抑えたいなら住信SBIネット銀行と、ニーズに合わせて選ぶことが大切です。

複数の銀行口座を使い分けることで、より効率的な資金管理が可能になります。まずはメイン口座を開設し、生活が落ち着いてきたら目的に応じてサブ口座を追加するのがおすすめの戦略です。

銀行選びは日本生活の基盤づくりの第一歩です。この記事の比較情報を参考に、あなたにぴったりの銀行を見つけてください。日本の銀行口座・金融サービス全般についてのガイドも併せてご確認ください。

ブイ レ クアン
ブイ レ クアン

ベトナム出身、来日16年以上。名古屋大学卒業後、日本企業・外資系企業で11年の実務経験。外国人の日本生活情報を発信。

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