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日本国内旅行完全ガイド

日本の離島旅行おすすめガイド

ブイ レ クアンブイ レ クアン公開日:2026年3月2日
日本の離島旅行おすすめガイド

日本の離島旅行を計画する外国人向け完全ガイド。石垣島・宮古島・利尻島・直島など人気の離島10選を地域別に紹介し、アクセス方法、持ち物リスト、費用の目安、モデルプランまで詳しく解説します。離島ならではのマナーと注意点も必見。

日本の離島旅行おすすめガイド|外国人が楽しむ島旅の魅力と計画のコツ

日本は約7,000もの島々からなる島国です。北海道から沖縄まで、個性豊かな離島が点在し、本土とはまったく異なる文化・自然・食を楽しめます。外国人にとって離島旅行は、観光ガイドブックには載らない「もうひとつの日本」を体験できる貴重な機会です。

このガイドでは、外国人旅行者におすすめの離島を地域別に紹介し、アクセス方法や持ち物、注意点まで詳しく解説します。日本国内旅行完全ガイドと合わせてご活用ください。

日本の離島旅行が外国人におすすめな理由

離島旅行には、都市部では味わえない特別な魅力があります。外国人にとって特に魅力的なポイントを見ていきましょう。

非日常の体験ができる:離島では時間がゆっくり流れ、手つかずの自然や伝統的な暮らしが残っています。東京や大阪のスピード感とはまったく異なる日本を体感できます。

ユニークな文化に触れられる:琉球文化が色濃く残る沖縄の離島、アイヌ文化の影響がある北海道の離島など、本土とは異なる独自の文化圏があります。

美しい自然と絶景:透き通ったエメラルドグリーンの海、手つかずのジャングル、高山植物の花畑など、離島ごとに異なる絶景が待っています。

観光客が少ない穴場:有名観光地と比べて圧倒的に人が少なく、ゆったりとした旅を楽しめます。地元の人々との温かい交流も離島旅行の醍醐味です。

地域別おすすめ離島10選

日本の離島は大きく「北海道・東北」「関東」「瀬戸内海」「九州」「沖縄」の5エリアに分けられます。それぞれの特徴を踏まえて、外国人に特におすすめの島を紹介します。

北海道エリア

利尻島(りしりとう):北海道の北西に位置し、標高1,721mの利尻山がそびえ立つ美しい島です。ウニ採り体験が名物で、自分で採った新鮮なウニをその場で味わえます。6月〜8月がベストシーズンで、北海道旅行の見どころと計画の立て方も参考にしてください。

礼文島(れぶんとう):利尻島の近くにあり、「花の浮島」の愛称で知られる高山植物の宝庫です。利尻礼文サロベツ国立公園の一部で、本格的なハイキングコースが充実しています。日本の自然・ハイキングスポットガイドもご覧ください。

関東エリア(東京の離島)

伊豆大島(いずおおしま):東京から最も近い離島のひとつで、高速ジェット船で約1時間45分。火山活動が生んだ独特の地形が特徴で、日本唯一の砂漠「裏砂漠」があります。日本ジオパークにも認定されています。

瀬戸内海エリア

直島(なおしま):アートの島として世界的に有名で、草間彌生の巨大かぼちゃオブジェや安藤忠雄設計の地中美術館があります。外国人にも非常に人気が高く、英語対応も比較的整っています。

沖縄エリア

石垣島(いしがきじま):東京・大阪から直行便があり、アクセスしやすい離島の代表格です。エメラルドグリーンの海が広がる川平湾は絶景の一言。沖縄旅行の完全ガイドと見どころと合わせてチェックしましょう。

宮古島(みやこじま):前浜ビーチは東洋一美しいとも言われ、7kmにわたる白い砂浜と透き通った海が広がります。シュノーケリングやダイビングの名所としても有名です。

竹富島(たけとみじま):石垣島から高速船で約10分。赤瓦屋根の伝統的な琉球集落が保存されており、水牛車に乗って集落を巡るツアーが人気です。三線(さんしん)の音色が響く町並みは情緒たっぷりです。

西表島(いりおもてじま):イリオモテヤマネコの生息地として知られ、2021年に世界自然遺産に登録されました。広大なマングローブ林でのカヤックやトレッキングが楽しめます。

与論島(よろんじま):鹿児島県に属しますが、沖縄文化の影響も強い島です。潮の満ち引きで出現する「幻の砂浜」ユリガ浜(百合ヶ浜)は、まるで天国のような絶景スポットです。

離島別おすすめ比較表

どの離島を選ぶかは、旅の目的や予算、滞在日数によって異なります。以下の比較表を参考にしてください。

離島名エリアベストシーズン主なアクセス所要時間(東京から)おすすめポイント
利尻島北海道6月〜8月稚内からフェリー約5時間+フェリー1.5時間ウニ・登山・絶景
礼文島北海道6月〜8月稚内からフェリー約5時間+フェリー2時間高山植物・ハイキング
伊豆大島東京通年竹芝からジェット船約1時間45分砂漠・温泉・椿
直島瀬戸内海3月〜11月高松からフェリー新幹線+フェリー約5時間現代アート・美術館
石垣島沖縄4月〜10月直行便あり約3時間(飛行機)川平湾・ダイビング
宮古島沖縄4月〜10月直行便あり約3時間(飛行機)ビーチ・シュノーケリング
竹富島沖縄通年石垣島から高速船約3.5時間琉球集落・水牛車
西表島沖縄4月〜10月石垣島から高速船約3.5時間世界遺産・マングローブ
与論島鹿児島4月〜10月那覇から飛行機約4時間幻の砂浜・透明度抜群
屋久島鹿児島3月〜11月直行便あり約2時間(飛行機)縄文杉・もののけの森

離島旅行のアクセス方法と交通手段

離島へのアクセス方法は主に「飛行機」「フェリー」「高速船」の3種類です。日本の交通・移動手段完全ガイドも参考になります。

飛行機

石垣島・宮古島・屋久島などは東京や大阪から直行便が運航しています。JAL・ANAのほか、格安航空(LCC)のPeachやジェットスターも路線があり、早期予約なら片道1万円以下で行けることもあります。

フェリー・高速船

多くの離島はフェリーまたは高速船でアクセスします。たとえば竹富島は石垣島から高速船で約10分、伊豆大島は東京・竹芝桟橋からジェット船で約1時間45分です。国内格安旅行のコツと節約術を活用して費用を抑えましょう。

島内の移動手段

離島では公共交通機関が限られるため、レンタカーやレンタサイクルが主な移動手段です。小さな島では自転車だけで一周できることもあります。国際運転免許証を持っている方は、レンタカーの利用が便利です。

注意:離島は1日に1〜2便しか交通手段がない場合があります。天候による欠航リスクも考慮し、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

離島旅行の持ち物チェックリスト

離島にはコンビニやドラッグストアが少ない(またはない)場所も多いため、事前の準備が重要です。

必需品

  • 日焼け止め(顔用・体用の2本):離島は日差しが非常に強い
  • 帽子・サングラス:紫外線対策に必須
  • 水着・ラッシュガード:急に海に入りたくなることが多い
  • 酔い止め薬:フェリーの船酔い対策
  • 虫除けスプレー:自然が豊かな分、虫も多い
  • 常備薬:島に薬局がないことも
  • 現金(多めに):ATMがない島やカード非対応の店が多い

あると便利なもの

  • マリンシューズ:岩場やサンゴの海岸で足を守る
  • 防水バッグ:マリンアクティビティ時の貴重品保管
  • モバイルバッテリー:充電スポットが限られる
  • Tシャツの替え(多めに):汗をかきやすく、着替えが必要
  • 歯ブラシ・髭剃り等の日用品:民宿にはアメニティがないことが多い
  • 翻訳アプリ:離島では英語が通じにくい

外国人が離島旅行で知っておくべき注意点

離島旅行を安全に楽しむために、外国人が特に気をつけるべきポイントをまとめました。

言語について

離島では英語が通じにくい場所がほとんどです。基本的な日本語フレーズを覚えておくか、スマートフォンの翻訳アプリを準備しましょう。ただし、携帯電話の電波が入りにくい島もあるので、オフライン翻訳機能をダウンロードしておくと安心です。

宿泊について

離島の宿泊施設は民宿やゲストハウスが中心です。大型ホテルは少なく、予約は早めに行うのが鉄則。繁忙期(お盆・GW・夏休み)は特に満室になりやすいため、1〜2か月前の予約をおすすめします。旅行中の宿泊オプション徹底比較も参考にしてください。

食事について

レストランの選択肢が限られる島では、宿泊先の食事付きプランを選ぶのが賢明です。食事制限(ベジタリアン、ハラール等)がある場合は、事前に宿に相談しておきましょう。

マナーと環境保護

離島の自然環境は非常に繊細です。以下のマナーを守りましょう:

  • サンゴ礁の上に立たない
  • ゴミは必ず持ち帰る
  • 動植物を採取しない
  • 地元の方への挨拶を忘れずに
  • 写真撮影の際は許可を得る

天候リスク

台風シーズン(7月〜10月)は特に注意が必要です。フェリーや飛行機が欠航になる可能性があるため、旅行保険への加入を強くおすすめします。スケジュールには1日の予備日を設けておくと安心です。

離島旅行の費用の目安と節約テクニック

離島旅行は交通費が高くなりがちですが、工夫次第でコストを抑えることができます。

費用項目目安(1人あたり)節約のコツ
航空券(LCC利用)5,000〜20,000円早割・セール活用
フェリー代1,000〜10,000円往復割引・周遊パス
宿泊(民宿・ゲストハウス)3,000〜8,000円/泊素泊まりプランを選択
食費2,000〜5,000円/日地元の食堂を活用
アクティビティ3,000〜15,000円宿泊セットプランを検索
レンタカー/自転車2,000〜8,000円/日レンタサイクルで節約

お得に旅するコツ

  • 青春18きっぷの使い方と旅行プランガイドを活用すれば、最寄りの港まで格安で移動できます
  • 離島パック(航空券+宿泊セット)は個別手配より20〜30%安くなることが多い
  • オフシーズン(11月〜3月)は宿泊料金が大幅に下がる島が多い
  • 石垣島や宮古島はLCCの路線が充実しており、セール時なら片道3,000円台もあり得ます

おすすめの離島旅行モデルプラン

初めて離島旅行をする外国人向けに、3つのモデルプランを紹介します。

2泊3日プラン:石垣島+竹富島(初心者向け)

  • 1日目:石垣島到着→川平湾でグラスボート→夕食は石垣牛
  • 2日目:高速船で竹富島へ→水牛車ツアー→コンドイビーチ→石垣島に戻る
  • 3日目:石垣島の市場散策→お土産購入→帰路

3泊4日プラン:宮古島(ビーチ好き向け)

  • 1日目:宮古島到着→前浜ビーチでゆったり
  • 2日目:伊良部大橋を渡って伊良部島→下地島の通り池
  • 3日目:シュノーケリングツアー→来間島(くりまじま)
  • 4日目:カフェ巡り→お土産→帰路

4泊5日プラン:利尻島+礼文島(自然好き向け)

  • 1日目:稚内到着→フェリーで利尻島へ
  • 2日目:利尻山トレッキング→ウニ丼
  • 3日目:フェリーで礼文島へ→花のハイキング
  • 4日目:礼文島の桃岩展望台→スコトン岬
  • 5日目:稚内に戻る→帰路

外国人におすすめの国内旅行先ベスト10日本のお祭り・イベントカレンダーガイドもチェックして、離島旅行と他の観光をうまく組み合わせてみてください。

まとめ:離島旅行で忘れられない日本体験を

日本の離島旅行は、外国人にとって観光地とはまったく異なる「本当の日本」に出会える特別な体験です。エメラルドグリーンの海、手つかずの森、温かい島の人々との交流——。離島でしか味わえない感動が、あなたを待っています。

初めての離島旅行なら、アクセスが良く英語情報も比較的多い石垣島や直島がおすすめ。慣れてきたら、礼文島や西表島など、より秘境感のある離島にも挑戦してみてください。

旅の計画はこちらのガイドも参考に:

参考リンク

ブイ レ クアン
ブイ レ クアン

ベトナム出身、来日16年以上。名古屋大学卒業後、日本企業・外資系企業で11年の実務経験。外国人の日本生活情報を発信。

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