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日本での国際結婚・パートナーシップガイド

日本での結婚式の種類と費用ガイド

ブイ レ クアンブイ レ クアン公開日:2026年3月2日
日本での結婚式の種類と費用ガイド

日本で結婚式を挙げる外国人向けに、神前式・教会式・人前式の3つのスタイルの特徴と費用相場を徹底比較。2025年最新データに基づく総費用の内訳、節約方法、外国人が知っておくべき注意点まで詳しく解説します。

日本での結婚式の種類と費用ガイド

日本で結婚式を挙げたいけれど、どんな種類があるのか、費用はいくらかかるのか分からない——そんな外国人カップルは少なくありません。日本の結婚式には神前式・教会式・人前式という3つの主要な挙式スタイルがあり、それぞれ雰囲気も費用も大きく異なります。2025年上半期のデータによると、結婚式の平均費用は約361.5万円で、平均ゲスト数は46.8人となっています。この記事では、各挙式スタイルの特徴や費用相場、外国人カップルが押さえておくべきポイントまで、日本での国際結婚を考えている方に向けて徹底解説します。

日本の結婚式の3つの主要スタイル

日本で行われる結婚式は、大きく分けて3つのスタイルに分類されます。最も人気が高いのはキリスト教式(教会式)で、全体の約64.3%のカップルが選んでいます。次いで人前式が16.8%神前式が16.7%という割合です。

キリスト教式(教会式)は、チャペルで牧師の前で愛を誓うスタイルです。ウェディングドレスにバージンロード、指輪の交換といった演出が定番で、日本では宗教に関係なく誰でも挙げることができます。ホテルや専門式場に併設されたチャペルで行われることが多く、厳かで華やかな雰囲気が魅力です。

神前式は、神社や神殿で日本の伝統的な形式で行われる挙式です。白無垢や色打掛などの和装を着用し、三三九度や玉串奉奠など日本独自の儀式を通して夫婦の契りを結びます。外国人パートナーにとっては日本文化を深く体験できる特別な機会となります。

人前式は、宗教にとらわれず、列席者(ゲスト)の前で愛を誓うスタイルです。会場も衣装も誓いの言葉もすべて自由にアレンジできるため、最も柔軟性が高いのが特徴です。国際カップルがそれぞれの文化を取り入れたオリジナルの挙式を行いたい場合に最適です。

挙式スタイル別の費用相場を徹底比較

結婚式の費用は挙式スタイルによって大きく変わります。以下の表で、各スタイルの挙式料の平均を比較してみましょう。

項目神前式教会式(キリスト教式)人前式
挙式料の平均約33.1万円約41.1万円約55.2万円
衣装代の目安30〜50万円(和装)30〜100万円(ドレス)自由(和洋どちらも可)
ヘアメイク代8〜15万円8〜25万円8〜25万円
初穂料・会場使用料5〜25万円含まれることが多い会場による
一般的な招待人数親族中心(20〜40名)40〜80名自由(10〜100名以上)
演出の自由度伝統的(制限あり)やや制限あり完全に自由
所要時間(挙式のみ)約30分約30分約30〜60分

挙式料だけでなく、披露宴の内容やゲスト人数によって最終的な費用は大きく変動します。少人数(10名前後)の結婚式であれば70万円〜で挙げられるケースもあります(参考:ハナユメ)。

結婚式の総費用と内訳を詳しく解説

2025年のデータでは、結婚式・披露宴全体の平均費用は約361.5万円です。ただし、ご祝儀の平均が1人あたり約3.8万円あるため、自己負担額は平均で約183.7万円まで抑えられます。

主な費用項目の内訳

ゲスト人数に関係なくかかる費用:

  • 新婦衣装(ウェディングドレス・和装):30〜100万円
  • 新郎衣装:5〜15万円
  • ブーケ:3〜5万円
  • 美容・ヘアメイク:8〜25万円
  • 写真・映像撮影:20〜50万円
  • 装花:15〜30万円

ゲスト人数に応じて変わる費用:

  • 料理(1人あたり):1.5〜2.5万円
  • 飲み物(1人あたり):3,000〜5,000円
  • 引き出物(1人あたり):5,000〜8,000円
  • 席次表・招待状:1,000〜3,000円/人

この費用感はみんなのウェディングゼクシィのデータに基づいています。なお、日本の銀行口座からの支払いが基本となるため、事前に十分な資金を準備しておきましょう。

外国人カップルが選ぶべき挙式スタイルのポイント

国際カップルが日本で結婚式を挙げる際、どのスタイルを選ぶかは非常に重要です。以下のポイントを参考にしてください。

日本文化を体験したいなら「神前式」

日本の伝統文化に興味がある外国人パートナーには、神前式がおすすめです。白無垢や袴の着用、三三九度(盃を交わす儀式)、雅楽の演奏など、日本ならではの体験ができます。ただし、神前式は一般的に親族中心の少人数で行われるため、海外からの友人を多数招待したい場合は注意が必要です。初穂料(神社への謝礼)は5〜25万円が相場で、会場使用料に含まれる場合と別料金の場合があるため、事前に確認しましょう(参考:ブラス)。

華やかさを求めるなら「教会式」

ウェディングドレスでバージンロードを歩く教会式は、日本で最も人気のスタイルです。ホテルや結婚式場のチャペルで行うため、披露宴会場が隣接しており移動がスムーズです。日本ではキリスト教徒でなくても教会式を挙げられるため、外国人カップルにも気軽に選べます。

オリジナリティを重視するなら「人前式」

国際カップルに特におすすめなのが人前式です。宗教的な制約がなく、二人の母国語で誓いの言葉を述べたり、それぞれの国の文化を取り入れた演出を組み込んだりと、自由度が高いのが最大の魅力です。ガーデンウェディングやレストランウェディングなど、会場の選択肢も豊富です。

結婚式の費用を賢く節約する方法

日本の結婚式は高額になりがちですが、いくつかの方法で費用を抑えることが可能です。

1. オフシーズンや仏滅を活用する 春(3〜5月)や秋(9〜11月)の人気シーズンを避けると、割引プランが利用できることがあります。日本の暦で「仏滅」にあたる日は結婚式を避ける人が多いため、大幅な割引が適用されるケースもあります。

2. 少人数・アットホームなスタイルを選ぶ ゲスト人数を絞ることで、料理・飲み物・引き出物の費用を大幅に削減できます。最近は10〜30名程度のマイクロウェディングも人気が高まっています。

3. フォトウェディングを検討する 挙式や披露宴を行わず、写真撮影だけを行う「フォトウェディング」は5〜30万円程度で実施可能です。和装やドレスでの撮影を楽しめるため、日本文化の体験と費用節約を両立できます。

4. 持ち込みを活用する ドレスや小物を自分で手配する「持ち込み」は費用削減に効果的です。ただし、式場によっては持ち込み料がかかることもあるため、事前に確認が必要です。

5. ウェディングプランを活用する 多くの式場が提供するパッケージプランを利用すると、個別に手配するよりもお得になります。特に平日プランや直前割引は狙い目です(参考:マイナビウエディング)。

外国人が日本で結婚式を挙げる際の注意点

日本で結婚式を挙げる外国人カップルが知っておくべき重要な事項をまとめます。

法的手続きとの違い

日本では結婚式(セレモニー)と法的な婚姻手続きは完全に別です。どんなに盛大な結婚式を挙げても、婚姻届を提出しなければ法的には夫婦とはなりません。外国人の場合、婚姻届の提出に加えて、本国の大使館から婚姻要件具備証明書を取得する必要があります(手数料は約5,500円)。詳しい手続きは日本での国際結婚の手続きと必要書類一覧で解説しています。

結婚式場の外国語対応

大都市の結婚式場やホテルでは英語対応可能なスタッフがいることが多いですが、地方の式場では日本語のみの場合もあります。契約書の内容理解のためにも、日本語が堪能な友人や通訳サービスの利用を検討しましょう。

ご祝儀のマナー

日本の結婚式では、ゲストが現金をご祝儀として持参するのが一般的です。金額の相場は友人で3万円、親族で5〜10万円が目安です。ご祝儀は新札を使用し、祝儀袋(のし袋)に入れて渡すのがマナーです。外国人ゲストには事前にこのルールを伝えておくと親切です。日本の文化・マナーも参考にしてください。

結婚後のビザ手続き

結婚後は配偶者ビザの申請が必要になる場合があります。挙式の準備と並行して、在留資格の変更手続きも計画的に進めましょう。

結婚式場の探し方とおすすめのリソース

日本で結婚式場を探す際に役立つサービスやウェブサイトを紹介します。

大手ウェディングポータル:

外国人対応の式場を探すコツ:

  • ホテルウェディング(帝国ホテル、ANAインターコンチネンタルなど)は英語対応が充実
  • ウェディングプランナーに「英語対応」「外国人ゲスト対応」と伝える
  • ブライダルフェアに参加して実際の雰囲気を確認する

結婚式は人生で最も大切なイベントのひとつです。日本の文化や異文化理解を深めながら、パートナーと一緒に最高の一日を計画しましょう。国際カップルの文化の違いと乗り越え方も、準備の参考になるはずです。

ブイ レ クアン
ブイ レ クアン

ベトナム出身、来日16年以上。名古屋大学卒業後、日本企業・外資系企業で11年の実務経験。外国人の日本生活情報を発信。

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