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外国人のメンタルヘルス・ウェルビーイングガイド

外国人のための相談ホットライン一覧

ブイ レ クアンブイ レ クアン公開日:2026年3月2日
外国人のための相談ホットライン一覧

日本で暮らす外国人が利用できる相談ホットラインを一覧で紹介。在留手続き・労働問題・人権相談・緊急時対応まで、多言語で対応する窓口の電話番号・対応時間・対応言語についてまとめた完全ガイドです。

外国人のための相談ホットライン一覧|日本で困ったときに頼れる多言語サポート窓口

日本で生活していると、ビザの問題、労働トラブル、住居の悩み、医療や人権に関する問題など、さまざまな困りごとに直面することがあります。日本語が十分でなくても、多言語で対応してくれる相談ホットラインがあることを知っていますか?

この記事では、外国人が日本で利用できる主要な相談ホットラインを一覧でまとめました。緊急時から日常生活の悩みまで、適切な窓口にすぐアクセスできるよう整理しています。いざという時に備えて、ぜひブックマークしておいてください。

主要な相談ホットライン一覧表

まずは、外国人がよく利用する主な相談窓口を一覧表で確認しましょう。

窓口名電話番号対応時間対応言語数主な相談内容
外国人在留総合インフォメーションセンター0570-013904平日 8:30~17:1511言語在留手続き・入国手続き
FRESC(外国人在留支援センター)0570-011000平日 9:00~17:00多言語在留・生活全般
よりそいホットライン0120-279-33824時間・年中無休多言語生活全般・DV・人権
東京都多言語相談ナビ(TMCナビ)0120-142-142月~金 10:00~16:0014言語生活全般(東京都)
Japan Visitor Hotline(JNTO)050-3816-278724時間・365日多言語旅行者向け緊急対応
外国語人権相談ダイヤル0570-090-911平日 9:00~17:0010言語人権問題・差別相談
外国人労働者相談コーナー各地の番号地域により異なる多言語労働問題・賃金トラブル

この表を参考に、自分の状況に合った窓口を選んでください。詳しい内容は以下のセクションで説明します。

在留手続き・ビザに関する相談窓口

日本で暮らす外国人にとって、ビザや在留資格の問題は最も重要な課題の一つです。以下の窓口で専門的なサポートを受けられます。

外国人在留総合インフォメーションセンター

出入国在留管理庁が運営する窓口で、11言語(日本語・英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語・ベトナム語・ネパール語・タイ語・ミャンマー語・シンハラ語)で対応しています。在留手続きや入国手続きに関する疑問があれば、まずここに電話しましょう。

  • 電話番号: 0570-013904
  • 受付時間: 平日 8:30~17:15(土日祝・年末年始を除く)
  • 対応方法: 電話・窓口・メール

FRESC(外国人在留支援センター)

FRESCは、東京・四谷にあるワンストップ型の外国人支援施設です。在留手続きだけでなく、法律相談や生活全般の支援も行っています。代表電話は0570-011000で、平日9時から17時まで対応しています。

永住権や帰化の申請について不明点がある場合も、FRESCで相談が可能です。

生活全般の相談ができる窓口

日本での日常生活で困ったとき、幅広い相談に対応してくれる窓口があります。

東京都多言語相談ナビ(TMCナビ)

TMCナビは、東京都が提供する無料の多言語相談サービスです。14言語(やさしい日本語・英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語・タイ語・ロシア語・タガログ語・ベトナム語・ヒンディー語・ネパール語・フランス語・インドネシア語)で対応しています。

よりそいホットライン

生活に困っている方や悩みを抱えている方のための24時間無料ホットラインです。外国語対応(ガイダンスで「2」を押す)も行っており、DV被害やメンタルヘルスの相談にも対応しています。

  • 電話番号: 0120-279-338
  • 受付時間: 24時間・年中無休
  • 料金: 無料

深夜や休日に緊急で相談が必要な場合、よりそいホットラインは非常に頼りになる存在です。

全国の自治体・国際交流協会の相談窓口

多文化共生ポータルサイトでは、全国各地の自治体や国際交流協会が設置している外国人向け相談窓口の一覧を確認できます。お住まいの地域の窓口を事前にチェックしておくことをおすすめします。

労働問題・仕事に関する相談窓口

日本で働く外国人が増える中、労働トラブルも少なくありません。賃金未払い、長時間労働、ハラスメントなどの問題に直面した場合は、以下の窓口に相談しましょう。

外国人労働者向け相談コーナー(厚生労働省)

厚生労働省は全国の労働基準監督署や労働局に外国人向けの相談コーナーを設置しています。多言語で対応しており、日本のワークカルチャーに関する疑問や、労働条件に関する相談ができます。

主な相談内容:

  • 賃金の未払い・遅延
  • 不当解雇
  • 残業代の計算
  • 労働災害
  • パワーハラスメント・セクシュアルハラスメント

フリーランスやリモートワーカーの方も、契約上のトラブルについて相談することができます。

人権問題・差別に関する相談窓口

外国人であることを理由に差別を受けたり、人権侵害にあった場合は、専門の窓口に相談しましょう。

外国語人権相談ダイヤル(法務省)

法務省が運営する人権相談専用ダイヤルです。10言語で対応しており、職場や地域での差別、ヘイトスピーチ、入居差別などの問題について相談できます。

  • 電話番号: 0570-090-911
  • 受付時間: 平日 9:00~17:00
  • 対応言語: 英語・中国語・韓国語・フィリピノ語・ポルトガル語・ベトナム語・ネパール語・スペイン語・インドネシア語・タイ語

賃貸契約時の外国人差別や、地域コミュニティでのトラブルなども、この窓口で相談できます。

緊急時・災害時の相談窓口

日本は地震や台風などの自然災害が多い国です。緊急時に多言語で対応してくれる窓口を事前に把握しておくことが大切です。

Japan Visitor Hotline(JNTO)

日本政府観光局(JNTO)が運営する24時間・365日対応の多言語コールセンターです。旅行者だけでなく、在住外国人も緊急時に利用できます。

  • 電話番号: 050-3816-2787
  • 受付時間: 24時間・365日
  • 対応言語: 英語・中国語・韓国語・日本語

緊急通報番号

日本の緊急通報番号も必ず覚えておきましょう。

番号用途対応
110警察(犯罪・事故)多言語通訳あり
119消防・救急多言語通訳あり
171災害用伝言ダイヤル日本語のみ
#7119救急相談(東京都など)一部多言語対応

緊急時はまず110(警察)または119(消防・救急)に電話してください。多言語通訳サービスが利用できる場合があります。

医療・健康に関する相談窓口

体調が悪い時や病院の探し方がわからない時は、以下の窓口を活用しましょう。日本の医療制度を理解しておくことも重要です。

AMDA国際医療情報センター

外国人向けに医療情報を多言語で提供している団体です。病院の紹介や、医療に関する通訳サポートも行っています。

  • 電話番号: 03-6233-9266
  • 対応言語: 英語・中国語・韓国語・タイ語・スペイン語・ポルトガル語ほか

精神的な悩み・メンタルヘルス

メンタルヘルスの問題を抱えている場合、よりそいホットライン(0120-279-338)のほか、TELLJPなどの英語対応カウンセリングサービスも利用できます。一人で悩まず、まずは相談してみてください。

相談ホットラインの上手な使い方

相談窓口に電話する前に、以下のポイントを押さえておくとスムーズに相談できます。

電話する前の準備:

  1. 在留カード番号を手元に用意する(在留カードの基礎知識
  2. 相談内容をメモに書き出す(日本語でも母国語でもOK)
  3. 関連書類(契約書・給与明細など)を準備する
  4. 静かな場所から電話する

通話中のコツ:

  • 最初に「○○語で相談したい」と伝える
  • 名前・在留資格・住所を聞かれることがある
  • メモを取りながら話す
  • わからない場合は遠慮なく聞き返す

注意点:

  • 窓口によって対応言語・時間が異なるため事前に確認する
  • 緊急の場合は24時間対応の窓口(よりそいホットライン・110・119)を優先する
  • 通話料がかかる番号(0570で始まる番号)もあるため確認する
  • 相談内容は秘密厳守されるので安心して相談できる

まとめ:困ったときは一人で悩まず相談を

日本で暮らす外国人のために、多くの多言語対応の相談ホットラインが用意されています。ビザの問題は出入国在留管理庁、生活全般の悩みはTMCナビやよりそいホットライン、労働問題は厚生労働省の相談窓口に連絡しましょう。

大切なのは、困ったときに一人で悩まないことです。言葉の壁があっても、多言語サポートを提供している窓口はたくさんあります。この記事をブックマークして、いざという時にすぐにアクセスできるようにしておきましょう。

日本での生活で役立つその他の情報は、日本のゴミ分別・生活ルールガイド日本の携帯電話・インターネットガイド日本の交通・移動手段ガイドもぜひ参考にしてください。

ブイ レ クアン
ブイ レ クアン

ベトナム出身、来日16年以上。名古屋大学卒業後、日本企業・外資系企業で11年の実務経験。外国人の日本生活情報を発信。

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